「書く」という行為について思いつくこと
まじめなタイトルですが、私の人生の中で切っても切れない言葉です。
こんちは。文化系アラフォーおじさん、はまたろうです。
さて、今回は書くということ。かなりの長文になりそうです。ご容赦くださいませー。
書くことがホントに苦手だったのに、いつのまにか仕事になってしまった。やりたくないことがついてまわって、メシのタネです。不思議。
とくにタメになる話ではないですが、書き連ねようと思います、振り返りも兼ねて。
大学卒業後してから、一番最初に就いた仕事はライターでした。大学の先輩に紹介してもらったフリーのライターさんのアシスタントとということでキャリアをスタート。
正直、出版業界に潜り込めればなんでもよかった。当時は就職氷河期で希望の業界だった出版はろくに募集をしてない。システムエンジニアの会社で内定いただいていたが、自分でも納得がいかず、で、どうしようかなって思っていたところに、アシスタントの話をいただきました。大学出て就職せずにバイトから始まってるから、親はどう思ってたかはわかりませんw
でも、やりたいことをしたかった。それだけ。
ま、できれば雑誌の編集者になりたかったので、書きたくライターになったわけではなく、あくまで手段。
ただ、これがおもいのほかキツかった。
いかんせん、書く才能が全くなかった。そこそこ書籍をよんでたつもりだったが、いざ書き始めるとまったく手がうごかない、なにも思い浮かばない。
つまり、書きたいことがあまりにも少ないのだ。
あまり他人に興味がないので好奇心が持てるものがあまりにもなくて、自分の興味があることばかりしか目に入っていなかった。
どこかのアナウンサーが、インタビューの極意として「相手に興味をもつこと」って言ってたね。自分との共通点をさがしたりとか、この人はどんな方が好きで、どんなことが苦手なのかとかを、想像したりとか。話が途切れず盛り上がるらしい。
そもそも相手のことしらないんだから聞くしかないよね。聞かないとわからないから。
でも、当時の私はそんなことに気がつかず、ただひたすら格闘していた。いや、正直いやだった。書きたくなかった。
おもしろくねーもん。と思いつづけてました。
で、自分の考えを型に落とし込む仕事がしたくて、転職。通販会社で商品開発の部署にいき、ようやくやりたいことがとおもっていたら、半年後広告制作へ異動です。
コピーライティングですw新聞広告や雑誌広告などを自分でコピーを書いてデザインして入稿するかんじ。
DTPのスキルが身についたのはデカイけど、またかと…逃れられない、もう運命じゃんか。と思い込んでもなかなか腹落ちしない。
と言いつつも、ダイレクトマーケティングの面白さにどっぷりハマってしまい、いやいやながらなんとかマイペースでやってました。
それでも、やはり、イヤというか、書きたくない気持ちは変わらず。
おそらく何を書けば正解かということに固執してしまったがために、自信が持てなかった。といまにしてはおもう。
で、転機が訪れる。
私がリスペクトする人のなかに、同期入社のひとがいて、書くのがうまいのです。文体がなめらかでわかりやすくて、でも、心動かさせられる。
なかなかマネできなくて、本人からしたらスラスラ書いているみたい。って聞いてたけど、ホントはかなり苦労して書いてると本音を聞かされ衝撃を受けた。なんども書いては推敲して、足したり引いたり、何度も読み直して。
その時、オレって努力が足りないだけだというこたに気づいた。あの人でも苦労してるなら、オレはもっともがいてもがいて書かないとダメじゃんか。
ようやく書くことと向き合えた瞬間で、これで飯を食うと決めた。このあと紆余曲折ありますが、ま、でも、ひとつのターニングポイントには違いはなくて。
文章を書いて、読者に読んでいただいで、心動かさせて、行動させることで、利益を生むことが、本当におもしろいから。
回り回ったけど、やっぱりオレはおもしろいことに出会えたからラッキーだなと。
今年いろいろありすぎて、こちらもターニングポイントになるから、節目の年になりそうだから、書くことについて書いてみまさした。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではではでは。