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【ネタバレ】全米は、泣かない。【読書メモ】

全米は、泣かない。

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五明拓弥 (著) あさ出版 2018/3/17

●内容(「BOOK」データベースより)
芸人で初めてTCC新人賞を受賞した五明拓弥ソフトバンクモバイル白戸家シリーズ」、au「三太郎シリーズ」、TSUBAKI「日本の女性は、美しい。」、LUMINE「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」、ビタミン炭酸MATCH「青春がないのも、青春だ。」などを生み出した名だたるコピーライター・CMプランナーに聞いた。「人の心を動かす言葉」はどうやったら作れるようになるんですか?

 

 

「心を動かす」ってどういうこと?

 

こんちは。 あらふぉーおじさん、はまたろうです。今回は本の話。

 

お笑いトリオ「グランジ」の五明拓弥さんが広告の書籍を書いたということで興味を持った。お笑い芸人とコピーライター、言葉で創造する点で共通しているので何か新しい融合が見れるかと思い購入。言葉で「人の心を動かす」方法がさまざまな角度で垣間見れた気がして、それだけでも有益だったと思う。

本著はインタビュー集だがそうそうたるメンバーが出てくる。

澤本嘉光さん、篠原誠さん、谷山雅計さん、尾形真理子さん、福部明浩さんに、関根忠郎さんと、広告業界トップランナーがずらり。コピーを生み出す過程が語られるのでなかなか贅沢。

とくに東映ヤクザ映画ファンとして関根さんのパートは最高。「映画惹句師」という肩書きを含め。

 

それと対談相手に課題を出してもらって、それを直接添削してもらえるという企画もおもしろかった。結構みなさんガチな駄目出しをされているので、ためになるやら、羨ましいやら…

トドメは著書の先輩芸人でもある直木賞作家・又吉直樹さんとの特別対談。いやほんと勉強になりました。

 

以下、気になったフレーズまとめ。

  • クリエイティブに必要なことはアーカイブ
  • 天才じゃないからとことんインプットする
  • ネタ帳は持っておく
  • 自分で100%磨くのではなく80%くらいで。あとは自分以外の人を信じて任せてみる
  • お笑いも、広告もアイディアは思い浮かぶものじゃない
  • モノと人との関係のバリエーションを考えていくことがコピーの基本、住宅情報と新婚夫婦、住宅情報とシニア、住宅情報と学生とか
  • 自分が発した言葉は最後まで責任を持つ

  

最後までお読みいただきありがとうございます。

ではではでは。